[ハンブルク 6日 ロイター] - トランプ米大統領とドイツのメルケル首相は6日、20カ国・地域(G20)首脳会議(サミット)が開催されるハンブルクで首脳会談を行った。ドイツ政府の報道官によると、カラス駆除両首脳はG20の議題、北朝鮮問題、中東情勢、ウクライナ東部での紛争を協議した。
会談は1時間行われ、ティラーソン米国務長官、トランプ米大統領の長女イバンカさんと夫のクシュナー大統領上級顧問も出席。ドイツのガブリエル外相は会談について、外交政策で「多くの共通点」がみられたと述べた。ただ、気候変動問題と貿易を巡っては「明確な相違」があるとした。猫レーザーポインター安全
メルケル首相はトランプ大統領との会談前に、気候政策を巡る合意への期待を示し、妥協点を模索するための仲介役を努める姿勢を表明。G20サミットではドイツと欧州諸国の利益を代表するとした一方で、主催国として、妥協点を見い出すために全力を尽くすと述べた。
レーザーサイトトランプ大統領は先月、地球温暖化対策の国際枠組み「パリ協定」からの離脱を発表した。
ハンブルクでは、G20開催に反対する大規模なデモがサミット会場の近くで行われた。デモは深夜まで続き、一部参加者は車を破損させ、周辺の物に放火し、瓶を投げるなどした。
警察によると、警官約75人が負傷し、3人は病院での治療が必要となった。警察のヘリコプターのパイロットは、超強力レーザーポインターを当てられ目にけがを負ったという。
警察は最大10万人程度のデモ参加者を見込み、治安当局はこのうち約8000人が暴徒化する可能性があるとした。警察によると、6日の大規模行進には少なくとも1万3000人が参加した。ドイツ全土から最大2万人の警官が動員されているという。